2015年12月
2015年12月28日 06:09
《ヒューマン・デブリ。宇宙で生まれて宇宙で散ることを恐れない誇り高き選ばれた奴等だ》
面白かつた。
昌弘が死んだのは、今回の冒頭だつた。
「殺すことを楽しんでゐる」と言はれて動揺するも「死んでもいい奴」と視聴者が漠然と思つてゐることをはつきりと言葉にする三日月。相変らずクール過ぎる。「殺されてもいい奴」と言はなかつただけまだましなのかも知れないけど。これから真人間になるための内なる葛藤を抱へていくことになるのかしらん。
今回は、転生とか、タナトスと表裏一体のエロスとか、鉄華に対する花火とか、死に纏る色んなことが描かれてゐた。それにしても、葬式をしないことが一般的な世界つて、一寸どうなのよ。
ところで、クーデリアは、アトラが三日月に恋愛感情を抱いてゐることを分つてゐるのかしらん?
面白かつた。
昌弘が死んだのは、今回の冒頭だつた。
「殺すことを楽しんでゐる」と言はれて動揺するも「死んでもいい奴」と視聴者が漠然と思つてゐることをはつきりと言葉にする三日月。相変らずクール過ぎる。「殺されてもいい奴」と言はなかつただけまだましなのかも知れないけど。これから真人間になるための内なる葛藤を抱へていくことになるのかしらん。
今回は、転生とか、タナトスと表裏一体のエロスとか、鉄華に対する花火とか、死に纏る色んなことが描かれてゐた。それにしても、葬式をしないことが一般的な世界つて、一寸どうなのよ。
ところで、クーデリアは、アトラが三日月に恋愛感情を抱いてゐることを分つてゐるのかしらん?
あんまり面白くなかつた。
中盤で真矢ミキと渡部篤郎とが
「捕へて御覧なさ~い(笑)」
「こ~いつ~(笑)」
みたいな追ひ掛けつこを始めたのを視て、すつかりアホらしくなつた。ノリや演出がアニメ的なんだから、映像を豪華にしなくちやならないのに、てんでチープで、チープさを逆手に取つた工夫も全く無くて、残念だつた。
『デザイナーベイビー』の後のせいか、渡部篤郎の明智小五郎は、妙にしよぼくれた感じがした。やつばり、明智小五郎は、多少軽薄でもいいから、颯爽としていてほしい。
エンディング・クレジットで脚本が深沢正樹だと知つて何となく納得した。お涙頂戴的なところとか、「黒蜥蜴は実は善い人」みたいなところとか。
磯沼刑事役の矢野浩二が中々可愛かつた。愛情出演(笑)の西島数博がちよつと格好良かつた。竜星涼は、随分年を食つた「小林少年」だね(笑)。
視聴率は、5・8パーセントだつたとか。宜なるかな。
中盤で真矢ミキと渡部篤郎とが
「捕へて御覧なさ~い(笑)」
「こ~いつ~(笑)」
みたいな追ひ掛けつこを始めたのを視て、すつかりアホらしくなつた。ノリや演出がアニメ的なんだから、映像を豪華にしなくちやならないのに、てんでチープで、チープさを逆手に取つた工夫も全く無くて、残念だつた。
『デザイナーベイビー』の後のせいか、渡部篤郎の明智小五郎は、妙にしよぼくれた感じがした。やつばり、明智小五郎は、多少軽薄でもいいから、颯爽としていてほしい。
エンディング・クレジットで脚本が深沢正樹だと知つて何となく納得した。お涙頂戴的なところとか、「黒蜥蜴は実は善い人」みたいなところとか。
磯沼刑事役の矢野浩二が中々可愛かつた。愛情出演(笑)の西島数博がちよつと格好良かつた。竜星涼は、随分年を食つた「小林少年」だね(笑)。
視聴率は、5・8パーセントだつたとか。宜なるかな。
2015年12月24日 03:01
2015年12月22日 18:32
《ご馳走(戦闘時弁当付き)対栄養補助食品みたいな食物》
面白かつた。
昌弘が死んだ。それも昭弘を庇つて。
「昌弘は、鉄華団入りするのかなあ。でも、三日月が仲間を殺してゐるし。どうなるんだろ」
と思つてゐた。まあ、妥当な展開かなあ。
マッチョお釜は、昭弘を人質にするんぢやなかつたのか。あんな勢ひ得物を繰り出したら人質が死んでしまふだらうに。実際、昌弘が死んだし。よく解らん。
フミタンは、クーデリアのスポンサーたるノブリス・ゴルドンのスパイなんだらうけど、ブルワーズが鉄華団の作戦を知らなかつたところをみると、今回の件に関しては、スパイ行為をしてゐる訳ではなささうだ。
オルガは、フミタンがスパイだと知つてゐて態と泳がせてゐるのかと思つたんだけど、さういふ訳ではなささうだ。
エイハブ・リアクターで重力を発生させられる。船内の重力もそのお陰。有り難う、クーデリア。君のお陰で疑問が一つ氷解したよ(笑)。
面白かつた。
昌弘が死んだ。それも昭弘を庇つて。
「昌弘は、鉄華団入りするのかなあ。でも、三日月が仲間を殺してゐるし。どうなるんだろ」
と思つてゐた。まあ、妥当な展開かなあ。
マッチョお釜は、昭弘を人質にするんぢやなかつたのか。あんな勢ひ得物を繰り出したら人質が死んでしまふだらうに。実際、昌弘が死んだし。よく解らん。
フミタンは、クーデリアのスポンサーたるノブリス・ゴルドンのスパイなんだらうけど、ブルワーズが鉄華団の作戦を知らなかつたところをみると、今回の件に関しては、スパイ行為をしてゐる訳ではなささうだ。
オルガは、フミタンがスパイだと知つてゐて態と泳がせてゐるのかと思つたんだけど、さういふ訳ではなささうだ。
エイハブ・リアクターで重力を発生させられる。船内の重力もそのお陰。有り難う、クーデリア。君のお陰で疑問が一つ氷解したよ(笑)。
2015年12月21日 02:48
2015年12月16日 23:06
余り面白くなかつたけど、先日のボディーガードの話よりはましだつた。
大杉のせいで復讐相手から返り討ちに会つてしまつた三島が何ともやるせない。とは言へ、三島も、馬鹿だよなあ。アイスピックでの刺殺に拘るのは解るけど、武器がアイスピック1本だけといふのは間抜けだらう。ぶつちやけ、警官なんだから銃でバンバン撃つて、身動きが出来なくなつたところを好きなだけアイスピックでブスブス刺せばよかつたのに。
回想パートは、順番をバラバラにして描写するやり方がテレビドラマとしては意欲的で良かつた。映画『21グラム』『アモーレス・ペロス』『ナイロビの蜂』のやうな効果を狙つてゐたのかも知れない。しかし、余り成功してゐるやうには思はれず、視てゐて退屈だつた。結局、一番肝心な部分を終りの方に持つてこざるを得ないのが退屈さの原因だらう。大杉が段々と過去の一番辛い部分へと近付いていくといふ構成は解るんだけど。それにしても、警察が無能だ。課長が鶴見辰吾だから、推して知るべし、なのかな(笑)。
現実パートは、大杉の「信じたい」といふ結論がロマンチックで好かつたけど、ロマンチックなだけに突込所が大きい。ルナティック女関連事件がとんでもなさ過ぎて、大杉に対する突込所がさほど目立つてゐなかつたやうな気もするが。
ところで、お天気お姉さんにルナティック女の動画を送つたのは、何者なんだ? 堀部圭亮管理人なのか? 何のために? 作中、送り主が誰なのか、誰も疑問に思つてゐない。ドラマスタッフも疑問に思つてゐないのだらう。
桐谷健太は、『ストロベリーナイト』でも殺されてしまふ可哀想な刑事役だつた。気のいい兄ちやんが無念の死を遂げるといつたやうな役が結構似合ふ。伊藤淳史と馬場徹のツーショットとか刑法第39条関連事件とか一寸『無痛』つぽいのは、偶然なのかしらん。
大杉のせいで復讐相手から返り討ちに会つてしまつた三島が何ともやるせない。とは言へ、三島も、馬鹿だよなあ。アイスピックでの刺殺に拘るのは解るけど、武器がアイスピック1本だけといふのは間抜けだらう。ぶつちやけ、警官なんだから銃でバンバン撃つて、身動きが出来なくなつたところを好きなだけアイスピックでブスブス刺せばよかつたのに。
回想パートは、順番をバラバラにして描写するやり方がテレビドラマとしては意欲的で良かつた。映画『21グラム』『アモーレス・ペロス』『ナイロビの蜂』のやうな効果を狙つてゐたのかも知れない。しかし、余り成功してゐるやうには思はれず、視てゐて退屈だつた。結局、一番肝心な部分を終りの方に持つてこざるを得ないのが退屈さの原因だらう。大杉が段々と過去の一番辛い部分へと近付いていくといふ構成は解るんだけど。それにしても、警察が無能だ。課長が鶴見辰吾だから、推して知るべし、なのかな(笑)。
現実パートは、大杉の「信じたい」といふ結論がロマンチックで好かつたけど、ロマンチックなだけに突込所が大きい。ルナティック女関連事件がとんでもなさ過ぎて、大杉に対する突込所がさほど目立つてゐなかつたやうな気もするが。
ところで、お天気お姉さんにルナティック女の動画を送つたのは、何者なんだ? 堀部圭亮管理人なのか? 何のために? 作中、送り主が誰なのか、誰も疑問に思つてゐない。ドラマスタッフも疑問に思つてゐないのだらう。
桐谷健太は、『ストロベリーナイト』でも殺されてしまふ可哀想な刑事役だつた。気のいい兄ちやんが無念の死を遂げるといつたやうな役が結構似合ふ。伊藤淳史と馬場徹のツーショットとか刑法第39条関連事件とか一寸『無痛』つぽいのは、偶然なのかしらん。
2015年12月13日 15:41
2015年12月11日 00:42
矢本悠馬が犯人役だつた! 終盤まで矢本悠馬だと気が付かなかつたけど(笑)。どうせなら、もつと出来のいい話の時に出演してほしかつた。
3年前の事故の際に失はれた原稿を見せられて、被害者社長や漫画家姉妹は、何故全く疑問に思はないんだ? 普通「何故この原稿をお前が持つてゐるんだ?」とか「どうやつてこの原稿を手に入れたんだ?」とかと思ふだらうに。
あと、被害者社長は、部下である犯人から「原稿を渡すから黒いジャケットを着てこれこれの時刻にこれこれの場所に来い」と言はれて素直に従ふものだらうか。
3年前の事故に感謝してゐると言ふ漫画家は、脳を怪我して脳外科の手術を受けた後に多幸感に見舞はれる人を連想させた。
3年前の事故の際に失はれた原稿を見せられて、被害者社長や漫画家姉妹は、何故全く疑問に思はないんだ? 普通「何故この原稿をお前が持つてゐるんだ?」とか「どうやつてこの原稿を手に入れたんだ?」とかと思ふだらうに。
あと、被害者社長は、部下である犯人から「原稿を渡すから黒いジャケットを着てこれこれの時刻にこれこれの場所に来い」と言はれて素直に従ふものだらうか。
3年前の事故に感謝してゐると言ふ漫画家は、脳を怪我して脳外科の手術を受けた後に多幸感に見舞はれる人を連想させた。
2015年12月08日 15:08
2015年12月06日 05:48
2015年12月01日 19:29
「ポセイドンの罰」
それなりに面白かつた。
探偵役がエルキュール・ポワロだつたら、光石研使嗾者は、死んでゐただらう(笑)。実行犯三人が刺殺するといふのがポセイドンの三叉の矛のやうだつた。手が震へてアイスビックを刺すことも満足に出来ない人が割れたコンパクトの鏡の小さな破片で自分の首を切つて自殺することなんて到底無理だらうに。
財前直見、桐山漣の組合せを視るのは、『女流ミステリー作家 薬師寺叡子 京都殺人ダイアリー』以来だ。
◆
◇
「リケジョ探偵の謎解きラボ」
赤青白の配色が綺麗だつた。
「気持ち悪い奴を馬鹿にしたり蔑ろにしたりするのは、当然だ」
といつた演出は、下品だから止めた方がいいと思ふ。
◆
◇
「冬、来たる」
面白かつた。
「犯罪だと思はれてゐた出来事が実はさうではなかつた」
といふ展開は、よくあるパターンだけど、演技と演出が好かつたので、全く飽きずに視てゐられた。まあ、色々細かい突込所があつたのは、ご愛敬だ(笑)。
また眞島秀和が遺影になつてゐた(笑)。
◆
◇
案内人ブロック
お芝居とは言へ、又吉直樹に
「『火花』は、小説家としての才能があるかどうか解らない芸人が片手間に書いた小説だ」
といふやうな意味の失礼なことが言へるのは、樹木希林のやうな老い先短いお婆さんだけだらうなあ(笑)。
それなりに面白かつた。
探偵役がエルキュール・ポワロだつたら、光石研使嗾者は、死んでゐただらう(笑)。実行犯三人が刺殺するといふのがポセイドンの三叉の矛のやうだつた。手が震へてアイスビックを刺すことも満足に出来ない人が割れたコンパクトの鏡の小さな破片で自分の首を切つて自殺することなんて到底無理だらうに。
財前直見、桐山漣の組合せを視るのは、『女流ミステリー作家 薬師寺叡子 京都殺人ダイアリー』以来だ。
◆
◇
「リケジョ探偵の謎解きラボ」
赤青白の配色が綺麗だつた。
「気持ち悪い奴を馬鹿にしたり蔑ろにしたりするのは、当然だ」
といつた演出は、下品だから止めた方がいいと思ふ。
◆
◇
「冬、来たる」
面白かつた。
「犯罪だと思はれてゐた出来事が実はさうではなかつた」
といふ展開は、よくあるパターンだけど、演技と演出が好かつたので、全く飽きずに視てゐられた。まあ、色々細かい突込所があつたのは、ご愛敬だ(笑)。
また眞島秀和が遺影になつてゐた(笑)。
◆
◇
案内人ブロック
お芝居とは言へ、又吉直樹に
「『火花』は、小説家としての才能があるかどうか解らない芸人が片手間に書いた小説だ」
といふやうな意味の失礼なことが言へるのは、樹木希林のやうな老い先短いお婆さんだけだらうなあ(笑)。