加藤貴子

2016年10月17日 20:50

面白かつた。

――「旦那様」だと年寄臭いから「若」と呼べ。
――パタリロかよ!

倒叙物だつた。『トトリ2』、檀れい版『福家警部補』、『刑事110キロ2』と今一だつたから、頑張つてほしい。

織田裕二は、色黒過ぎる。「主人公はサーファーである」なんて裏設定でもあるのか(笑)。『外交官 黒田康作』の時も思つたんたけど、眉と目の間にシャドーが入つてゐるやうに見える。さういふメイクをしてゐる訳ぢやないよね?

主人公の喋り方は、アルバート・フィニーのエルキュール・ポアロを真似した野村萬斎の勝呂武尊を更に真似してるみたいだつた。

法門寺兄妹、貴族(の末裔)なら、紅茶を飲む際にカップだけでなくソーサーも手に持てよ。杉下右京だつてやつてることだ。

今更なんだけど、「法門寺沙羅駆(ホウモンジ・シヤラク)」つて、「シャーロック・ホームズ」の捩りだつたんだね。確かに、初対面の人間の身上や属性をズバズバ当てるのはホームズ風だ。

「13」の「M」は、森本(中谷美紀)の「M」なんだらう。モリアーティだし。それにしても、森本(中谷美紀)、可愛い♪

加藤貴子共犯は、自分も人殺しなのに、人前で石黒賢犯人を人殺しだとよく偉さうに言へたもんだ。といふか、石黒賢犯人も、お前こそ人殺しだと言ひ返せばいいのに。

次回の犯人役は、佐藤隆太だ。さういへば、佐藤隆太のまるつきりな悪人役は初めて見るかもしれない。一寸楽しみ。


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