安達祐実
2023年01月31日 22:00
2021年09月10日 01:23
2021年02月05日 16:30
今回は認知症について誤つた描写をしてゐた。次回はトリアージについて誤つた描写をするのだらう。
「まだら認知症」でなくて「定期的に『私は誰?』になつちやふ病」ならよかつたのに。リアルな症状を描写するつもりは更々無いんだから、あからさまに架空の病気の方が却つて違和感がないだらう。寧ろファンタジー世界たる虹ノ村にはその方が似つかはしい。
リアリティーのバランスがとれてない。主人公(高畑充希)は、普段、高血圧とか糖尿病とかリアルな病気の類を扱つてるのに、雪乃(安達祐実)の記憶障害は露骨にご都合主義的で全くリアルでないものだ。因みに『50回目のファーストキス』『掟上今日子の備忘録』は、ご都合主義的な記憶障害といふ設定が言はば天秤の支点の部分にあるから、リアリティーのバランスはとれてゐる。
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雪乃の記憶喪失は、10日から1ヶ月に1度の頻度で起つてゐるんだから、これまでに何十回も起つてゐるのだらう。その度に幼馴染による不幸語り女子会をやつてゐるのか、旦那(眞島秀和)を排除して。
雪乃は、普段、幼馴染とではなく、旦那と一緒に暮らしてゐるんだから、先ずは旦那と対話することが必要だらう。「結婚後の年月よりも結婚前の年月の方が長い」といふ意味のことが言はれてゐたけど、何れは結婚後の年月の方が長くなるんだから、「旦那は置いておく」なんてことは駄目だらうに。旦那を蔑ろにしてよしとするのは欺瞞的だ。
「人はどうにもならない不幸を抱へたまま助け合つて生きてゆく」といつた前向きなことを言ひながら、実際は未来を無視し、現状を改善しようとせず、過去の思ひ出に浸つてゐるだけだ。
「まだら認知症」でなくて「定期的に『私は誰?』になつちやふ病」ならよかつたのに。リアルな症状を描写するつもりは更々無いんだから、あからさまに架空の病気の方が却つて違和感がないだらう。寧ろファンタジー世界たる虹ノ村にはその方が似つかはしい。
リアリティーのバランスがとれてない。主人公(高畑充希)は、普段、高血圧とか糖尿病とかリアルな病気の類を扱つてるのに、雪乃(安達祐実)の記憶障害は露骨にご都合主義的で全くリアルでないものだ。因みに『50回目のファーストキス』『掟上今日子の備忘録』は、ご都合主義的な記憶障害といふ設定が言はば天秤の支点の部分にあるから、リアリティーのバランスはとれてゐる。
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雪乃の記憶喪失は、10日から1ヶ月に1度の頻度で起つてゐるんだから、これまでに何十回も起つてゐるのだらう。その度に幼馴染による不幸語り女子会をやつてゐるのか、旦那(眞島秀和)を排除して。
雪乃は、普段、幼馴染とではなく、旦那と一緒に暮らしてゐるんだから、先ずは旦那と対話することが必要だらう。「結婚後の年月よりも結婚前の年月の方が長い」といふ意味のことが言はれてゐたけど、何れは結婚後の年月の方が長くなるんだから、「旦那は置いておく」なんてことは駄目だらうに。旦那を蔑ろにしてよしとするのは欺瞞的だ。
「人はどうにもならない不幸を抱へたまま助け合つて生きてゆく」といつた前向きなことを言ひながら、実際は未来を無視し、現状を改善しようとせず、過去の思ひ出に浸つてゐるだけだ。