小林薫

2020年03月15日 14:11

《僕はビッグになりたいの。僕の上にはお日様が欲しいの。亀さんみたいな。愛が欲しいの》

はる君(重岡大毅)、小説家として成功してよかつたよ。ビッグになれたやうだし、多分、お日様も愛も得られたのだらう。退職願を出したら、引き止められるどころか、あつさり受け取られるのを通り越して「さつさと辞めろ」と言はんばかりに退職願をもぎ取られたのが微笑ましかつた。その後、ケイトが殺人犯の娘ではなかつたこと等を知つて動揺したのも、些か気の毒だつた。あくまで些かだが(笑)。編集部去り際のイツちやつてる高笑ひが可愛かつた♪



話がテンポよく進むのと演技が好いのとで面白く感じたけれど、話は強引だつた。

壮太君(柄本佑カメラマン夫婦の子供)が可哀相だつた。父親に捨てられずに済んでよかつたと思つたら、母親に捨てられるなどとは。柄本佑カメラマン夫人は夫の不倫のせいで頭が可笑しくなつた、といふことなのだらうか。乃十阿徹夫人も乃十阿徹(小林薫)の不倫のせいでノイローゼ気味になつたさうだし。

主人公を初めキャラの言動を視るに
「離婚は夫婦関係の解消であつて親子関係の解消ではない」
といふ考へ方は世に浸透してる訳ではないのかね。

親は子供のために全てを犠牲にできるのかも知れないけれど、親にとつて子供は掛け替へのない玩具程度の存在のやうだ、『知らなくていいコト』世界では。




2020年01月09日 00:49

つまらないので、飛視。好きな俳優が結構出てはゐるんだけどね。

重岡大毅編集部員、恋人が泣いて動揺してる時に求婚するつて、どういふことよ。先づはは相手の話を聞けよ。

今時「殺人犯の遺伝子」なんて非科学的な考へ方をするキャラが登場するとは吃驚だ。普通は「自分の子供を殺人犯の孫にしたくない」だらう。まあ、次回のDNAの話に繋ぐためなんだらうけど。

秋吉久美子母は何故吉高由里子主人公に「貴方の父親はキアヌ・リーブスだ」と言つたんだ?

乃十阿徹(小林薫)は、何人殺してどういふ刑を受けたのか。複数人殺したら死刑だと思ふんだけど。

乃十阿徹(のとあ・とほる)は「not at all」なんだとか。


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