山中崇史

2023年10月06日 13:45

説教とか暴行とかお涙頂戴とかは、如何にも昔の刑事ドラマ的で、視てゐて恥しかつた。「第一被害者の妻が第二被害者の口中にキャッツアイを入れる」といふのが御都合主義的な感じがした。けれども、概ね面白かつた。好きな俳優が沢山出てゐたし。

船越英一郎、ふつくら、薄髪。

河原さぶ、吉満寛人(当時吉満涼太)、遠山俊也、大杉漣、野村真美、馬渕英里何(当時馬渕英俚可)、石丸謙二郎、山中崇史、神尾佑、黒川博行、丘みつ子。

キャッツアイの行方
山中崇史画家20個
→第一被害者&その妻(馬渕英里何)20個
→第一被害者2個、その妻18個
→第一被害者の胃中1個、石丸謙二郎犯人1個、第一被害者の妻18個
→第一被害者の胃中1個、石丸謙二郎犯人1個、第一被害者の妻17個、第二被害者山中崇史画家の口中1個
第三被害者の口中にあつたキャッツアイは石丸謙二郎犯人が用意した安物。

宮城県東松島市が犯罪被害者とその遺族に対して冷淡で差別的な地域であるかのやうな描写はどうなのよ。

「船越英一郎刑事は、自分は石丸謙二郎犯人に暴行したのに、野村真美外交官夫人(第二被害者山中崇史画家の恋人)が石丸謙二郎犯人に暴行しようとしたのを押し留めた」といふのが一寸笑へた。「お前がやるな」的な?

珍しく宮城の言葉の語尾「ちや」が割とまともに使はれてゐたやうな。


原作:『キャッツアイころがった』黒川博行(東京創元社)
主演:船越英一郎
脚本:田子明弘
監督:赤羽博
局:テレビ東京


2020年12月16日 22:36

エピソードタイトル「超・新生」は内村刑事部長(片桐竜次)のヤクザとの癒着に関する設定がリセットされるといふ意味だつた。「こんな設定、何れ持て余すのでは?」と何となく思つてはゐたけど、内村の「臨死体験で人格変貌」などといふ雑な方法で解消されるとは。頭蓋骨ビリビリ演出てのもちよつとどうなのよ。

贋作画家とヤクザ情婦画商とのボブ風の髪型が妙にムカついた😁

内村の人格変貌に伴つて、芹沢(山中崇史)の出雲に対する嫌がらせがなくなるのだらうか。芹沢が出雲に仕返しされたりするのかしらん(笑)。続きを読む

2018年02月27日 15:22

面白かつた。金井寛脚本なのに。意外ね(笑)。まあ、山中聡元泥棒が矢島健一刑事の手下だといふことはバレバレだつたけど。

山中崇史・山中聡の兄弟ショットが遂に実現した(笑)。



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