片桐竜次

2021年01月02日 00:22

《ソフィーの選択。右京の選択》

視てゐて苦痛だつた。タルくて途中から1.3倍。終りの方の30分位を飛した。「三文芝居」の瀧本智行の脚本だから期待したのだけれども。残念だ。

第一被害者に対する復讐者たる瀬川(趙珉和)は復讐に虚しさを感じてゐたやうだ。復讐が虚しいのはその通りだらうけれど、正義の回復がなされなくてもよいといふことにはならない。

ご機嫌斜めの杉下右京(水谷豊)に無視される青木年男(浅利陽介)とか、
『24 JAPAN』ネタで総理大臣を目指してゐるのではないかと言はれる社美彌子(仲間由紀恵)とか、
“人格変貌”ですつかりホワイトになつてゐる「超・新生」内村刑事部長(片桐竜次)及びそんな部長に困惑する中園参事官(小野了)とかが微笑ましかつた。

杉下右京は、ティーカップの取手の穴に指を深く入れてカップを指で引つ掛けたりせず、カップの取手を摘んでゐた。『岸辺露伴は動かない』01「富豪村」でのマナー通りなのだらう。流石だ😁

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魚屋の達ちやん(少年院帰り)がちよつと可愛いと思つたら緒形直人の息子の緒方敦だつた。

第二の事件が12月22日。達ちやんの誕生日たる婚姻届出日は早くても12月24日。子供が生れたのは恐らく12月31日。婚姻・出産の設定が雑なせいで、達ちやんが妻子にドメスティック・バイオレンスやモラル・ハラスメントを行ひさうなDQNにしか見えなかつた。結果、「少年犯罪者の矯正は無理だ」といふ印象になつてゐたやうな。

達ちやんの設定は、既に相応の時期に結婚してゐてもうすぐ子供が生まれるとか、結婚するけれど子供が生まれるのはまだ先のことだとかだつたらよかつたのに。

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2008年。不良少年柚木と不良仲間の少年らが廃工場で大沼少年をリンチしようとする。柚木の父親はヤクザで、柚木は父親の拳銃を持つてきてゐた。柚木が発砲したことで廃工場が火事になる。柚木と大沼が逃げ遅れる。杉下が二人を助けようとする。柚木は助る。大沼は助らず死ぬ。

2020年。大沼の父親が柚木とこてまり女将とを拉致監禁し杉下を呼び出す。大沼の父親は杉下に
「柚木と女将のどちらかを選べ。選んだ方と杉下とを助ける。選ばなかつた方は撃ち殺す。女将を選び柚木を見殺しにしろ」
と迫る。杉下は自分を撃てと言ふ。冠城らが助けに来る。大沼の父親の拳銃が暴発し弾が柚木に当り柚木が怪我をする。大沼の父親は逮捕される。杉下柚木女将は解放される。柚木は「痛い。痛い」と言ひながら救急車に運ばれる。

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2020年12月16日 22:36

エピソードタイトル「超・新生」は内村刑事部長(片桐竜次)のヤクザとの癒着に関する設定がリセットされるといふ意味だつた。「こんな設定、何れ持て余すのでは?」と何となく思つてはゐたけど、内村の「臨死体験で人格変貌」などといふ雑な方法で解消されるとは。頭蓋骨ビリビリ演出てのもちよつとどうなのよ。

贋作画家とヤクザ情婦画商とのボブ風の髪型が妙にムカついた😁

内村の人格変貌に伴つて、芹沢(山中崇史)の出雲に対する嫌がらせがなくなるのだらうか。芹沢が出雲に仕返しされたりするのかしらん(笑)。続きを読む

2020年10月15日 02:35

初回拡大版なのに退屈でなかつた。意外ね😁 あからさまな尺稼ぎショットがなかつたからか。

前にも捜査一課に女が配属されたことがあるのに何故今更「捜査一課に婦女子は要らぬ」などといふことになるのか?

青木年男(浅利陽介)による呪に笑つた(笑)。

大石吾朗はイケメン爺だ。素敵だ♪

アバターの顔がユーザー本人の顔であるといふのでは何のための仮想現実なのか。

それにしても、片桐竜次は勿論のこと、水谷豊もお爺さんだよね。末永く頑張つてほしいものだ。


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