織田裕二

2023年07月04日 21:00

タルい。『CODE―願いの代償―』初回の展開がスピーディーだつたせいで余計タルく感じる。拡大版なのにスローモーション演出とかCMの前後で同じカットとかがあると水増し感を凄く感じる。

話の都合のせいでキャラの言動が不自然だ(※)。その話も、在り来りといふか、センスが古いといふか、今時にあつては共感し辛いといふか。

※執行官が身分を明かさなかつたり、信用組合に勤務してゐた人が「執行」について無知過ぎたりとか。

伊藤沙莉主人公は、話の都合で馬鹿キャラになつてた。結果、視聴者を苛々させるキャラに。演者の演技力のお陰で、まあ、視てられたけど。

織田裕二執行官は、思つてたのよりマイルドで親しみやすいキャラだつた。実質的な主人公なんだらうか。

「執行」される側を同情的に描写するのは構はない。が、だからといつて、執行する側をさも悪人であるかやうに描写するのは駄目だらう。てか、執行される側を同情的に描写する話は初回でしない方がよかつたのでは?

今回は顔見せみたいなもので、本番は次回からなのかしらん。モロ師岡、渡辺いっけい、勝村政信が活躍するといいなあ。

公権力とは公認された強制力のことだ。だから、本質的には「執行」はヤクザによる取立と同じである(飽くまで「本質的には」だ。)。しかしながら、「公認された」といふ点が極めて重要である。この「公認」について、公権力を非難する人は理解してゐないことが多いやうだ。『シッコウ!!~犬と私と執行官~』制作者は理解してゐる人だといいのだが。さて?


脚本:大森美香

2020年10月19日 23:59

過去に甲斐先生(織田裕二)がやつた方法と同じ方法で鈴木先生(中島裕翔)が敵をやつつけるとか、第三者が勝手に横領の件を暴くとかの展開は面白かつた。ドアの外で出番を待つてる甲斐先生らが微笑ましい😁

それにしても「罠にはめて言質を取る」つてのは、弁護士の遣り方としてどうなのか。

2020年10月05日 22:06

次回から最終エピソードのやうだ。また甲斐(織田裕二)幸村(鈴木保奈美)対上杉(吉田鋼太郎)になるやうだ。

2020年09月21日 22:17

蟹江(小手伸也)、蟹江が雇ふ予定だつた人及び蟹江が雇ふ予定だつた人を推薦した人が気の毒だつた。甲斐(織田裕二)には性格の悪さを多少補ふ描写があるけど、幸村(鈴木保奈美)にはさういふ描写がない上に有能さを示す描写もないから、幸村がただの嫌な奴に見える。

今時の若い女が「肩、あつためときますね」なんて爺臭いフレーズを知つてるものなのだらうか。

今回のお話はいつもより米国風味が酷かつたやうに思ふ。

今回から刑事事件が描かれるやうだと思つたんだけれど、違ふやうだ。




2020年09月15日 00:00

このドラマは、西部劇のガンマンがポーカーで勝負してゐるやうなものだ。ゲームに負けたら撃ち合ひに持ち込むといつた感じだ。何だかなあ。

遂に偽造の吉田鋼太郎弁護士がハツタリの織田裕二弁護士に撃退されてしまつた。卑怯さは吉田鋼太郎弁護士の方がまだ多少上か。

日本人がローマ字で署名するとか、鈴木大輔(中島裕翔)の昔の知り合いが「大輔」を「大貴」と新木優子パラリーガルの前で呼ばないとか、日本では違法であるドラッグを摂取するために態々ボストンに行くとか、中々強引だつた。

例によつて話がタルくて米国風が馬鹿馬鹿しかつた。

次回から刑事事件が描かれるやうだ。さて?

2020年09月08日 03:46

つまり鈴木先生(中島裕翔)は幸村(鈴木保奈美)甲斐(織田裕二)の二人に良いやうに使はれたといふことなんだね。「敵を欺くにまづ味方から」なんだらうけど、幸村甲斐は性格が悪い。

鈴木「解り辛い!」
鈴木はあの瞬間に利用されてることに気づいたということ――らしい。成程。私はあの幸村と鈴木のやり取りを視てゐてどういふことなのか解らなかつたんだけど、さういふことなんだ。



尾形(松本若菜)は、幸村甲斐に利用された挙げ句、不愉快な過去を思ひ出させられただけだつた。幸村甲斐は、尾形を“上杉(吉田鋼太郎)の女”程度にしか思つてゐなくて尾形に酷い仕打ちをしても何の痛痒も感じないやうだ。二人とも下衆な人間だ。

問題は、この二人が視聴者の共感すべきキャラであるのに、二人にその下衆さを補つて余りある程の魅力がないことだ(甲斐は主人公であるだけに下衆であることと正反対のことも描かれてゐるけれど、焼け石に水だ。)。『SUITS/スーツ2』が幸村甲斐対上杉といふ下衆同士の足の引つ張り合ひを冷めた目で描いたドラマであるのならば、また別なんだけれど。



上杉は、事務所の金を横領した。また、余命幾許もない妻が居るのに尾形と浮気をした。これにより甲斐の恩人である(らしい)幸村を裏切つた。それ故に甲斐に(幸村からも)嫌はれてゐる。


●〓#1 2020-04-13(月)
30分位は我慢して(実況しながらではあるけれども)視聴した。不相変視てゐてタルい。

――
30-0720|#1#2合体特別版〓

31-0727|3●〓
実況しながら所々飛ばして視聴した。
□話自体は悪くないのだけれども、退屈。全話視てる訳でないから何だけど、シーズン1初回から概ねこんな感じのやうな気がする(たまに面白い回があつたとは思ふが。)。もつとテンポよく話を進めるか、話を格段に面白くするか、キャラを今より遥かに魅力的にするかしてくれないと、視聴し続けるのは無理さうだ。織田裕二は好きなんだけど。
□それにしても、台詞やカメラアングルが米国ドラマ風なのは態となのかしらん。米国風の会話は熟れてなくて違和感を与へてるだけのやうな。

32-0803|4○
まあまあ。実況しながら視た。不相変テンポがタルくて退屈だつたし米国風な所が阿呆らしく感じた。が、主人公らが危機に陥る展開にはそれなりにハラハラした。
□鈴木保奈美代表の「担がされた」は正しくは「担がれた」だらう。近年、受身で動詞(「担が」)と助動詞(「れた」)との間に「さ」が入るケースが見られるやうになつてゐるとか。嘆かはしい。
□秘書が書類を主人公に渡し忘れてゐたといふことなんだらうか。それとも秘書が発見した書類は偽造された物なんだらうか。偽造された物にしては署名捺印が秘書本人の物のやうだが。それにしても英字で署名して捺印するといふのが笑へる。
□勝矢が小手伸也より豊満ボディーだつた。この二人を蹴落として豊満ボディーイケメンNo.1は加治将樹になるのかしらん😁?
□小手伸也よ腕毛がちよつと素敵だつた。

33-0810|5◎
面白かつた。
□主人公が追ひ詰められてどうやつて切り抜けるのかハラハラしながら視た。まあ、結末はあんな(主人公の腹心の部下である秘書が解雇された。)だつたけど。
□児童虐待は『ゴーン・ガール』ネタかと思つたらその通りだつた。16歳の子供が『ゴーン・ガール』のやうなことをできるのか甚だ疑問だ。大体そんなことをさせるのも児童虐待だと言つていいのでは?
□次回、博多華丸が出る♪

34-0817|6○
まあまあ。
□鈴木保奈美弁護士対堀内敬子弁護士の話は「このドラマの弁護士は性格が悪い」といふことを端的に表してゐた。良くも悪くもいかにも米国ドラマ風だつたやうな。日本のドラマの有りがちなパターンなら二人は和解するよね。
□織田裕二弁護士は、結局、取つて付けたやうなこと(係争中の案件とは直接無関係なこと)で三浦誠己元会社社長を撃退した。大抵の案件がこんな感じの落ちのやうな気がするんだけど、いいのだらうか。
□博多華丸社長の空飛ぶ車は『警視庁・捜査一課長2020』の空飛ぶ下駄程インパクトがない😁
□今時のカジノのポーカーはテキサス・ホールデムが主流なんだとか。勉強になる。

35-0824|7×
つまらなかつた。
□「模擬裁判は鈴木保奈美代表が無能であることを示すために吉田鋼太郎弁護士が仕掛けた罠である。その罠に鈴木保奈美代表(と織田裕二弁護士)はまんまと引つ掛つた」といふことなのか。鈴木保奈美代表はそのキャラ設定に反して常々無能に見えるから、「態々罠に嵌めるまでもないのでは?」なんて風に私は思つてしまふ。
□「主人公を含め『SUITS/スーツ2』の弁護士は皆性格が悪い」といふことがあの模擬裁判で強調されてゐた。
□もしかして『SUITS/スーツ2』スタッフはメリケン風味とか野球による比喩とかがお洒落でカツコいいと思ひ込むやうに洗脳されてるのかしらん。
□次回漸く吉田鋼太郎弁護士が何故主人公らに嫌はれてゐるのかが判明するやうだ。遅すぎるのでは?
□今更だけど、日本の俳優が米国風な言動をとる弁護士ドラマといふ『SUITS/スーツ2』を視てゐると改めて日米の違ひを端的に感じる。多分この違ひは国際社会における日本と日本以外との違ひでもあるのだらう。

2018年10月30日 02:54

それなりに面白かつた。

《矢張弁護士物は性に合はない》

話そのものは、まあ、悪くはなかつたんだけど、タルかつた。もつとテンポよく会話をしてほしい。演出家は織田裕二に「もつと早く喋れ」と指示できないのかしらん(笑)。

山本未來弁護士が被告の病歴等を被告の主治医から聞き出してゐた。この主治医の行為は重大な守秘義務違反だ。いくら何でもあり得ない。

視聴率は
14.2__11.1__10.3__*8.9_
と右肩下り。無理もない。

2016年10月23日 22:36

面白かつた。

《睾丸左23g右23g》

佐藤隆太塾講師のその後は、どうなるのか? 気になる。

ハウダニット部分が随分強引。部屋に押し入つて「ピンク色の研究」的に毒殺するのはまだいいとして、その後の密室トリックはリスクが大きすぎる。警官姿の不審人物が居たことなどすぐバレさうな気がするが。

犯罪者を裏で操つてゐるのも、モリアーティー的だ。

「13」つまり「M」は、モリアーティー、森本朋美(中谷美紀)、ドMの「M」だと思ふんだが、さて。

塾生の人数からするとホールケーキ1個では足りないと思ふんだが。

「薬は返せない」てなことを言つておきながら、薬を放置していくディーン・フジオカ執事は、一体何がしたかつたのか。あれら一連の言動は全部織田裕二若様指示なのか。解せない。

「醜悪至極なり!」が恥しいんだけど、『ワイルド・ヒーローズ』の「フーアーユー? お前は誰だ。俺は俺だ!」みたいにその内カツコ好く感じるやうになるのだらうか。それはそれで嫌だけど(笑)。


2016年10月17日 20:50

面白かつた。

――「旦那様」だと年寄臭いから「若」と呼べ。
――パタリロかよ!

倒叙物だつた。『トトリ2』、檀れい版『福家警部補』、『刑事110キロ2』と今一だつたから、頑張つてほしい。

織田裕二は、色黒過ぎる。「主人公はサーファーである」なんて裏設定でもあるのか(笑)。『外交官 黒田康作』の時も思つたんたけど、眉と目の間にシャドーが入つてゐるやうに見える。さういふメイクをしてゐる訳ぢやないよね?

主人公の喋り方は、アルバート・フィニーのエルキュール・ポアロを真似した野村萬斎の勝呂武尊を更に真似してるみたいだつた。

法門寺兄妹、貴族(の末裔)なら、紅茶を飲む際にカップだけでなくソーサーも手に持てよ。杉下右京だつてやつてることだ。

今更なんだけど、「法門寺沙羅駆(ホウモンジ・シヤラク)」つて、「シャーロック・ホームズ」の捩りだつたんだね。確かに、初対面の人間の身上や属性をズバズバ当てるのはホームズ風だ。

「13」の「M」は、森本(中谷美紀)の「M」なんだらう。モリアーティだし。それにしても、森本(中谷美紀)、可愛い♪

加藤貴子共犯は、自分も人殺しなのに、人前で石黒賢犯人を人殺しだとよく偉さうに言へたもんだ。といふか、石黒賢犯人も、お前こそ人殺しだと言ひ返せばいいのに。

次回の犯人役は、佐藤隆太だ。さういへば、佐藤隆太のまるつきりな悪人役は初めて見るかもしれない。一寸楽しみ。


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