須田邦裕
2021年09月10日 04:31
2020年11月26日 22:37
2020年09月28日 04:15
2020年03月15日 06:09
余り面白くなかつた。タルかつたし、(今に始つたことではないけれど)コミカルとシリアスとのバランスが変だつた。
議員(徳光和夫)の脅迫者(偽)をあつさり殺さうとする議員の後継者たる議員秘書(須田邦裕)。議員のお人柄が偲ばれますね😁
西田尚美といふ時点で犯人かなあと思つたら案の定犯人だつた。そんなだから、フーダニット部分以外のところをちやんとしてほしいよ。
女秘書(西田尚美)は、テレビドラマ独自のキャラで、原作小説「時計屋探偵と多すぎる証人のアリバイ」に存在しないキャラだつた。道理で。アリバイ工作が凝つてゐる割に、女秘書、男秘書(須田邦裕)、政治家(徳光和夫)それぞれのキャラ設定や言動が雑だと思つたのだよ。
第2被害者役の藤原智之が結構可愛かつた。
§
全話を通して、出来不出来はあつたけれど、それなりに面白かつた。
成田凌刑事のキャラは、もつとコミカルに振り切れてゐた方がよかつたのでは? 妙にシリアスな部分が退屈だつた。
柄本時生検視官は、オネエキャラが全く様になつてゐなかつた。セクシャル・マイノリティーに係るノーマライゼーションを推進するためのキャラだつたのかしらん😁
議員(徳光和夫)の脅迫者(偽)をあつさり殺さうとする議員の後継者たる議員秘書(須田邦裕)。議員のお人柄が偲ばれますね😁
西田尚美といふ時点で犯人かなあと思つたら案の定犯人だつた。そんなだから、フーダニット部分以外のところをちやんとしてほしいよ。
女秘書(西田尚美)は、テレビドラマ独自のキャラで、原作小説「時計屋探偵と多すぎる証人のアリバイ」に存在しないキャラだつた。道理で。アリバイ工作が凝つてゐる割に、女秘書、男秘書(須田邦裕)、政治家(徳光和夫)それぞれのキャラ設定や言動が雑だと思つたのだよ。
第2被害者役の藤原智之が結構可愛かつた。
§
全話を通して、出来不出来はあつたけれど、それなりに面白かつた。
成田凌刑事のキャラは、もつとコミカルに振り切れてゐた方がよかつたのでは? 妙にシリアスな部分が退屈だつた。
柄本時生検視官は、オネエキャラが全く様になつてゐなかつた。セクシャル・マイノリティーに係るノーマライゼーションを推進するためのキャラだつたのかしらん😁
2019年03月29日 05:03
面白くなかつた。『砂の器』映像化作品を一通り見るのは多分これが初めてだ。途中、乍視や1.3倍視。
《猫飼育放棄、赦すまじ》
TBSの3時間超『十津川』よりは遥かにましだったけど、矢張3時間はタルい。3時間もかけて殺人が1件とは、どういうことなのか。てつきり作曲家の秘密を知つた愛人バーテンダーや女社長などが次々に殺されると思つたのに。ご都合主義的展開も多かった。端役で色んなベテラン俳優が出てたのは面白かつた。カメオ出演にお金をかける辺り、力の入れどころを間違へてるフジテレビらしい(笑)。
作曲家が(別人に成り済ましてゐるといふ証拠はあつても)ヲツサン殺しの犯人であるといふ物証はないのでは? 愛人バーテンダーは、さつさと外国に行けばいいだけで、自殺する必要はないだらう。主人公刑事は勘が良すぎる。超能力者かよ。あと、被害者の方言は、全然ズーズー弁ではない。東北弁との音韻の類似なんてなかつた。
相変わらず須田邦裕を見ると「ゲイ役か?」と思つてしまつて「桐山漣とは恋人同士の役なのか?」なんてことを妄想してしまつた。いつになく野村周平が可愛く見えた。髪型やキャラのせいかしらん。バーテンダーの飼猫はあの後どうなつたのか気になる。フジテレビだから橋本環奈が保護したのかしらん(笑)。
●●●●●
『砂の器』は、原作小説も映画版も
「ハンセン病は『業病』である」
といふ偏見の上に感動が形作られるといふ作品だから、結果的に差別を助長してゐる。
「ハンセン病患者は差別されて可哀想だ(差別されるのは仕方ないけど)」
と言つてゐるやうなものだ。
今時は「業病」といふ概念が理解はされても共感はされないので、少なくなくとも娯楽作品としての『砂の器』は、根本的に時代遅れになつてゐると思ふ。だから、仮に今業病(たるハンセン病)設定で『砂の器』を映像化したとしても、もう感動を呼び起すのは難しいだらう。
映画版『砂の器』の構成を踏襲してる今作には終盤で東山紀之刑事が中島健人作曲家に共感して泣いてしまふショットがあつた。シリアスな場面にそぐはない、コントじみた、滑稽なものになつてゐて、違和感があつた。かうなつたのは、ヒガシの演技力のせいもあるけれど、抑、『砂の器』が時代遅れであるせいだらう。
《猫飼育放棄、赦すまじ》
TBSの3時間超『十津川』よりは遥かにましだったけど、矢張3時間はタルい。3時間もかけて殺人が1件とは、どういうことなのか。てつきり作曲家の秘密を知つた愛人バーテンダーや女社長などが次々に殺されると思つたのに。ご都合主義的展開も多かった。端役で色んなベテラン俳優が出てたのは面白かつた。カメオ出演にお金をかける辺り、力の入れどころを間違へてるフジテレビらしい(笑)。
作曲家が(別人に成り済ましてゐるといふ証拠はあつても)ヲツサン殺しの犯人であるといふ物証はないのでは? 愛人バーテンダーは、さつさと外国に行けばいいだけで、自殺する必要はないだらう。主人公刑事は勘が良すぎる。超能力者かよ。あと、被害者の方言は、全然ズーズー弁ではない。東北弁との音韻の類似なんてなかつた。
相変わらず須田邦裕を見ると「ゲイ役か?」と思つてしまつて「桐山漣とは恋人同士の役なのか?」なんてことを妄想してしまつた。いつになく野村周平が可愛く見えた。髪型やキャラのせいかしらん。バーテンダーの飼猫はあの後どうなつたのか気になる。フジテレビだから橋本環奈が保護したのかしらん(笑)。
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『砂の器』は、原作小説も映画版も
「ハンセン病は『業病』である」
といふ偏見の上に感動が形作られるといふ作品だから、結果的に差別を助長してゐる。
「ハンセン病患者は差別されて可哀想だ(差別されるのは仕方ないけど)」
と言つてゐるやうなものだ。
今時は「業病」といふ概念が理解はされても共感はされないので、少なくなくとも娯楽作品としての『砂の器』は、根本的に時代遅れになつてゐると思ふ。だから、仮に今業病(たるハンセン病)設定で『砂の器』を映像化したとしても、もう感動を呼び起すのは難しいだらう。
映画版『砂の器』の構成を踏襲してる今作には終盤で東山紀之刑事が中島健人作曲家に共感して泣いてしまふショットがあつた。シリアスな場面にそぐはない、コントじみた、滑稽なものになつてゐて、違和感があつた。かうなつたのは、ヒガシの演技力のせいもあるけれど、抑、『砂の器』が時代遅れであるせいだらう。